近年の水害による被害の傾向をみると、河川敷の整備など治水対策が進んだことで浸水面積は減少傾向にあるにもかかわらず、被害額は増加傾向にあります。
水害による被害額の変化
一般資産被害額 水害密度(※1)
1995年 約1622億円 約2123万円
2004年 約4360億円(※2) 約4494万円
(※1)浸水面積1haあたりの被害額・1995年価格
(※2)1995年の価格換算
国土交通省河川局ホームページより
水害(大雨など)の被害内容と傾向
水害(大雨など)の被害内容と傾向
日本では、河川水位より低い地域に人口の51%が集中しており、また、総資産の75%もこの地域に集まっているため、いったん洪水氾濫(はんらん)が発生すれば大きな被害を受けることになります。
また異常気象など温暖化による影響のほか、都市化による開発で河川流域の保水能力や遊水能力が低下したことなども水害の被害を大きくしている原因です。洪水には川の水が堤防を越えてあふれ出す「外水氾濫(がいすいはんらん)」と、都市部などで降った大雨が行き場を失いあふれ出すような「内水氾濫(ないすいはんらん)」がありますが、東京都など都心部の水害は内水氾濫(ないすいはんらん)が80%を占めており、都市化による水害被害の拡大と対策が、新たな課題となっています。
2005年(平成17年)に発生した主な水害
発生年月日 災害等の名称 人的被害 住宅被害
死者・
行方不明 負傷者 全壊 半壊 一部
破損 床上
浸水 床下
浸水
6月28日 北陸地方等の
大雨 1 7 − − 4 175 561
7月1日〜6日 梅雨前線による
大雨 5 3 2 2 14 162 2,823
7月5日〜10日 梅雨前線による
大雨 6 3 5 3 6 83 435
9月4日〜8日 台風第14号
および豪雨 29 179 1,178 3,692 2,817 7,159 13,580
総務省消防庁 平成17年中の主な風水害による被害状況より





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